花粉症対策|磐田市の内科・小児科|三上内科小児科医院

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花粉症対策

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2月中旬からスギ花粉症が本格化しています。今年は昨年に比べても症状が強い方が多い印象です。少しでも症状が軽くなるよう、身の回りで花粉症対策としてできることをご紹介します。

1.花粉をはらってから家に入る
2.毛羽立った上着を着ないようにする
3.家に帰ったらすぐに着替える、顔を洗う
4.換気に注意
5.洗濯物を外に干さない


花粉症対策の基本として、できるだけ家の中に花粉を持ち込まないことが大切です。


服についた花粉が家の中に持ち込まれ、家の中でも症状がひどくなってしまうケースがあります。


特にまだ寒い時期ですと、防寒にフワフワした毛羽立った上着を着る方がいらっしゃいますがお勧めしません


上着に花粉がキャッチされ多量の花粉と一緒に移動していることになりますし、付いた花粉をはらうことができないため家の中に持ち込む量が多くなります。


ポリエステルやナイロンなどの化学繊維素材でできたツルツルした素材の上着を着ましょう。


感染症対策には換気をすることが大事ですが、花粉症においては換気により外から花粉が侵入してしまうため望ましくありません。

花粉の飛散しやすい昼~夕方にかけての換気は控え、早朝や夜の時間帯に換気を行うなどの工夫をしましょう。

空気清浄機を利用するのも有効だと考えます。




5.めがね、ゴーグル、マスクをつける
6.目の周り、鼻にワセリンをぬる

今年は特に目の痒み、充血を訴える方が多くいらっしゃいます。通常の抗アレルギー薬の目薬では十分効果が出ないこともあり、その場合にはステロイド点眼薬などを利用しますがあまり濫用はできません。

症状がひどい方はめがね、ゴーグルを使用し目を保護するようにしましょう。

また、目の周りにワセリンを塗ることで目の中に入る花粉を防ぐことが期待できます。



鼻の中にワセリンを塗ることで鼻のかゆみ、くしゃみを軽減できたという報告があります。


鼻の奥までぬると鼻粘膜を傷つけてしまうおそれがあるため、ワセリンを塗るにしても鼻の入り口付近にとどめておきましょう。



上記の対策をして、お薬を飲んでもなかなか症状を抑えられないことも多いと思います。

やはりお勧めは舌下免疫療法です。

アレルギーの力を弱くする、スギ花粉症の根本的な治療になります。

症状が強く出ている今シーズンも、舌下免疫療法を行っている人は軽い症状で済んでいることがほとんどです。

毎年スギ花粉症でお悩みの方は、来シーズンに向けて舌下免疫療法をご検討ください。

花粉が飛ばなくなった6月から治療を開始することができます。